2013年6月20日木曜日


大森義行(OHMORI Yoshiyuki)

担当科目: 情報処理基礎,コンピュータネットワーク論,インターネット概論,情報リテラシー
最終学歴: 北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了 工学博士
専攻分野: 情報通信
趣味: 音楽鑑賞,ゴルフ,旅行
研究室: 6609


✿ ゼミテーマ:『情報ネットワークの構築』

大森ゼミでは,次の3 つを修得します。
  1. ソーシャルツールの使い方を学ぼうGoogle,Jimdo,facebook など無料のアプリを活用したシステム作り
  2. フィールドで試してみよう月寒まちづくり協議会などと連携して,IT を「まちづくり」に活用
  3. 人と人のつながりも「ネットワーク」月寒地域のイベントに参加して,まちの方々とコミュニケーションを取る
私の担当するゼミナールのテーマを一言で表せば「情報ネットワークの構築」となるでしょう。「情報ネットワーク」という単語に代表されるように,LAN(ローカルエリアネットワーク)の設計やサーバー構築など,情報システムを作り上げることが想像されると思います。もちろんこれが王道であることに間違いはありません。しかしながらここでは,もう一つの解釈,「情報を共有し利用するヒューマンネットワークの構築」も含まれています。すなわち,「IT を活用したコミュニティづくり,まちづくり」にも取り組んでいます。

✿ ゼミナールのセールスポイント

私のゼミナールでは『実践する』ことを大切にしています。座学で習ったことを実習を通して確かめる,学外でのフィールドワークの中で試してみる,など,実践することにより確かなものとして身につけることを目指しています。

✿ 私の研究

ここ数年取り組んでいるテーマは「教育の情報化に関する研究」です。なかでも,パソコンとインターネットを活用して「いつでも,どこでも」勉強できる学習システムe-Learning に関する研究をしています。

e–Learning は便利な教育システムですが,教員が受講生の様子を知ることができないという欠点を持っています。そのため,既存のシステムの多くは,テストやレポートなどを用い学習の状況を把握しようとしています。でも,これでは受講後の学習者の状況,すなわち到達度を把握しようとするもので,受講中の状況(ちゃんと勉強しているか )を把握することはできません。そこで,e–Learning で受講している学習者の受講中の受講状況を把握するために,学習者のマウスの操作,および要した時間を自動的に検知・記録し,得られた情報を分析することで受講状況の把握を行う新しい手法を構築しています。

ブラウザ上で行われるe-Learning 受講中のマウスの座標を単位時間ごとに取得し,マウスの速度・加速度・滞在時間・縦方向と横方向の移動距離を算出し,これらのパラメータから,学習者の教材に対するマウスの動かし方を分類し分析を行い,学習態度(?)などを把握しようとしています。

✿ 社会的活動


  • 2012 年6 月~:月寒まちづくり協議会会長
  • 2012 年~:月寒小学校PTA 会長
  • 2010 年2 月10 日~ 2011 年3 月31 日:月寒公園再整備計画策定委員会委員長(札幌市)
  • 2010 年5 月~:NPO 法人ccc–TIES 理事(帝塚山大学)


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