2013年6月20日木曜日


高石克美(TAKAISHI Katsumi
教員のプロフィール
担当科目 : 教師論,商業科教育法I・II,職業指導論, 教育実習I a・I b,
               特別活動の研究, 特別ゼミナール,簿記演習I・II 
最終学歴 : 札幌大学経営学部経営学科 卒業
研究室: 7309

✿ 商業科教員を育てるゼミナール
 商業の教員を目指す,主体的で意欲溢れる学生を歓迎したい。少数精鋭で,メリハリをつけなが ら,「学ぶことによってのみ人は成長する」ということを楽しく体感するゼミです。鬼面仏心の私 が徹底指導していきます。30 年ぶりに母校に帰って来て,今年で 8 年目になります。高校現場の 実践と経験を踏まえて,その英知を後輩達に伝授して,自己実現の手助けをします。共に高まり進 化して学び合いましょう。教職を履修して,公務員や金融機関等への就職を希望する意欲あふれる 学生も歓迎します。
✿ ゼミナールの計画
2 年次
 ①商簿記検定 級・全経 級レベルの合格力・実力・地力を身につける。
 ②2商業の科目の中から 1 科目選択して,シラバスと学習指導案を作成してみる。
 ③特別活動 3 分野(HR,生徒会活動,学校行事)から 1 分野選択して研究する。
 ④理想の教師像の在り方についてみんなで考えて自分の考えをまとめる。

年次
 ①商業科目の教材と指導案を作成(教育実習に備えて)して,教科力の向上を図る。
 ②商業の科目の中から
1 科目選択して,シラバスと学習指導案の作成する。
 ③特別活動の分野の部活動の在り方について探求し,自分がどう関わるかをまとめる。
 ④理想の教師像に向かって,自分の課題の消化と具体的な実践項目をまとめる。
 ⑤なりたい自分に融合する職種の研究をしてプレゼン能力を身につける。 

年次
 ①「なりたい自分作り」と「わかる授業」のできる教師を目指し,継続して研修研究する。
 ②2,3 年次の学習の中から,卒業研究・卒業論文のテーマを探してその作成に当たる。 

✿ 努力を惜しまず継続して目標に向かう者が教員になってほしい
 「人あるところに教育あり」です。企業も人なり,教育も人なりです。人が,物も金もそして人 を動かします。人が人を育てるのが 教育です。人を育てる,やりがいのある仕事が教師です。「人 を育てる人」である教師を 育成することが目的のゼミナールです。子供の個性を伸ばし,豊かな 心を育てるためには子供や学生の成長と共に,教師である私自身が個性を生かして,学ぶことに意 欲的であろうと思っています。教職履修者が中心のゼミですが,教師にならなくても教員免許を取 得して,「なりたい自分」になるための成長の手助けをするゼミです。
 何でも教えればいいというものではありません。親の与えすぎ・甘やかせすぎが無気力な子供を 生み出します。教師の手取り足取りの 教えすぎは,主体性の無い生徒を育てます。詰め込みの教 育は,大した教育効果を期待できません。先行き不透明な社会を 目の当たりにして,自分の将来を 真剣に考えられる学生になるように努力しあえるゼミナールに したいと思っています。ゼミナー ルが,時代に即した主体性と実践力に満ちあふれた教師を目指す学生の育つ学びのステージになる ことを期待しています。
 生き生きとした好奇心・探求心と人に対す る暖かい思いで,人の話を理解し,共感する学 生を育てることが教師育成の近道であり,教 師を志さなくても就職力の向上を支援できる 学びの場にしていきます。そんな学生を育て るために,共に高めあい学びあうゼミナール にします。高校現場 30 年の実践経験のエキ スを高石ゼミナールの学生に散布します。簿 記の検定試験を活用して,学習力と教科力の 向上に力点を置くつもり指導します。三字熟 語や四字熟語や諺等の漢字の学習を毎時間継 続して,国語力を高めるための演習にも注力 します。
 ゼミナールは,教えてもらうというよりも,教え合い・学び合い・語り合う,同じ志を持つ仲間の集いの場です。飲んだり,食べたり,歌ったり,泣いたり,笑ったり,議論したりする企画満載ゼミです。感性を磨き,自己実現を図り,進路実現に向けて努力活動に励む場です。学生自身が自分達で学びあう体制作りを心がけていきます。札幌大学経営学部に商業高校の教員になるために入学してきた学生,また今,強くそう思っている学生には,お得感のあるゼミナールです。学ぶことに違和感のない学生で,休まないで出席することが最低条件です。

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